レバレッジ投信の特徴①

投資

こんにちは!ぐんじです!!!

10年後にFIREを目指している20代のサラリーマンです。このブログではFIREを目指すにあたって、大切にしていることや私が行っていることなどを書いていきたいと思います。

今回はS&P500の仮想的なレバレッジ2倍、レバレッジ3倍の株価推移をみていくことで特徴を整理していきたいと思います。

レバレッジ投信の特徴

最近ではよくレバナス(Nasdaq指数をレバレッジをかけたもの)が流行っています。そこでレバレッジの投信について特徴を整理していきたいと思います。

まずは特徴になります。

  1. 下落後の回復はレバレッジをかけるほど遅い
  2. 最大ドローダウンはレバレッジの高い方が大きい
  3. リスク調整後のリターンはレバレッジをかけない方が優れている

詳細は以下で詳しく述べていきます。

下落後の回復はレバレッジをかけるほど遅い -リーマン~コロナショック-

下記のグラフは2006年1月を基準としたレバレッジ1倍、2倍、3倍のS&P500の推移を表してます。レバレッジ1倍はヒストリカルデータを用いていますが、2倍、3倍は1倍の変化率を2倍(もしくは3倍)することで仮想的に筆者の方で作成をしております。

リーマンショック

リーマンショック後からの回復はレバレッジ1倍が3年程度、2倍が5年程度、3倍が6年程度となっており、レバレッジをかけるほど回復まで時間がかかることがわかります。この理由は難しくなく、例えば100が25%下落後に100まで戻るには33%の上昇を必要とします。一方で、簡易的に100が50%下落後に100まで戻るには100%の上昇を必要とします。1日で33%上昇したと仮定してもレバレッジ2倍では上昇率66%となり、元の水準には戻らないことがわかります。

また、上昇局面でもなかなか基準価格を上がることがなく、コロナショック前の2020年2月までレバレッジ2倍の方が基準価格が高い状況が続いてました。

(計算根拠)

100×(1-0.25)=75 ⇒ 75×(1+0.333)≒100

100×(1-0.5)=50 ⇒ 50×(1+1.00)=100

コロナショック

最初のグラフを2019年から2021年7月までを表示したものになります。

コロナショック後でもレバレッジ3倍が一番回復が遅いのがわかります。ただ、こちらでは回復のスピードがはやかったため、半年程度で元の水準まで戻っています。

以降は上昇局面に入り、基準価格の差が広がっていっているのがわかります。

特徴の2番目以降は後日まとめていきたいと思います。

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