証券アナリスト 2次試験対策 ~解答の書き方②~

証券アナリスト
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どうも、ぐんじぇです!

2次試験はすべての解答が筆記であるためどの程度のレベルで解答を記載すれば点数が盛られるのか不明なところがあります。アナリスト協会からどのレベルの解答でどの程度の点数をつけているかは公開がありません。そこで過去に筆者が受けたTACの公開模試(2021年開催)の採点を公開すること点数がつくレベル感の参考になればと思います。

尚、著作権の関係上、TAC模試の問題を記載することができません。そのため、問題が気になる方はメルカリ等で販売されている模試を購入して確認してもらえればと思います。

特段の記載がない解答は減点なしで丸を貰えている解答になります。

午前第1問~第5問はこちら↓

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午前 第6問 (証券分析)

問1 (1)帰無仮説、対立仮説を示す

帰無仮説:超過リターン=0
対立仮説:超過リターン≠0

(2) 有意水準5%での検定
解答:t検定を行う。t値は(0.57-0)/2.55~0.2235-①,有意水準5%のz値はz0.975=1.96‐②
①、②よりt<z0.975より帰無仮説は棄却されない。

問2 コンポジットが今後1年のリターンを下回る確率

解答できず(白紙)

問3 超過リターンが低下している理由

解答(ゼロ点):TOPIXの影響はリターンはβTPXで表されているため、低下している
→βTPXが1よりも大きいことことが考えれるが模範解答

問4 90%信頼区間

計算:90%のz値は±1,645(=(1.64+1.65)/2)であるため、
β=1.04±(0.032×1.645)=[0.99,1.09]

問5 ①積極的にβリスクを取っていないこと、②銘柄選択がうまくいっていることが考えれる理由

①(2点減点):βTPXの標準偏差が大きく、βTPXの値の振れ幅も大きい可能性があるため
→前に出題されたβTPXが1であったという仮説は棄却できないことを記載する

②(2点減点):R2が決して1にとても近いとは言えないため、説明できない要因もあると考えられるため
→超過リターンはゼロである帰無仮説を前提とするとt値2.23であることから帰無仮説が棄却できることを記載

問6 銘柄選択効果、スタイル分配効果による超過リターンの計算

解答できず

問7(1)ESGファンドが優良なパフォーマンスを期待できる理由

解答(2点減点):スコアが低い企業はデフォルトリスクや情報の開示が良くない等、組み入れに適していない企業が多いため、それらを除けるため、良好なパフォーマンスが期待できる
→デフォルトリスクが不適のため減点であったと考えられる

(2)ESGファンドの懸念点

解答:CAPMによると市場ポートフォリオが最も効率的であるとされているため、日本ではTOPIXが最適となるが、ESGスコアをクリアしている企業だけの選択となってしまうため

午前 第7問 (証券分析)

問1 (1)ヒストリカル法についての説明と問題点

解答(1点減点):過去のデータを基に算出する方法。問題点は現在の実態と大きく乖離しているデータを用いらなくはならないこともあるため
→リターンや標準偏差という記載がなし、過去の期間によって大きく変動することの記載なしのため減点となったことが考えられる

(2)ビルディングブロック法について

解答(採点されず):国債や高格付け社債のリターンを元にして、株、債券のそれぞれのリスクを元にしたリターンを加える(積み重ねる)ことによりリターンを算出する方法
→リスクを元にしたリターン⇒リスクをもとにしたリスクプレミアム、リターンを算出⇒期待リターンを算出にするべき(採点ミスの可能性も僅かに考えられるかと思います。。。)

問2 目標資産額を達成するための年率リターンの計算

計算:1000×(1+r)8=1400 (r=年率) ⇒ r=(7/5)1/8-1~4.30%
(元本:1,000、目標資産額1,400)

問3 株式と債券の適切な配分について(リスクパリティ)

解答:組み入れ後、同等のリスク(標準偏差)になるようにする。標準偏差は株:債券=0.2:0.05⇒20:80となるように組み入れる

問4 (1)株式と債券の適切な配分について(効用関数)

計算:U=[0.95s+0.03b+0.01×(1‐s‐b)]‐1/(2τ)(0.22s2+0.052b2)
du/ds=0.08-1/τ×0.22s=0 ⇒ s=0.08τ/0.22=2τ-①
du/db=0.02-1/τ×0.052b=0 ⇒ b=0.02τ/0.052=8τ‐②
①,②より2:8

(2)リスク許容度とリスク資産の構成比の関係について

解答:リスク許容度が高いほどリスク資産の構成比は高くなる

問5 株式と債券と短期資金の適切な配分について(効用関数)

リスク許容度τ=0.1の場合の計算:
du/ds=0.08-1/0.1×0.22s=0 ⇒ s=0.08×0.1/0.22=0.2
du/db=0.02-1/0.1×0.052b=0 ⇒ b=0.02×0.1/0.052=0.8
短期資金は1‐0.2‐0.8=0

リスク許容度τ=0.08の場合の計算:
du/ds=0.08-1/0.08×0.22s=0 ⇒ s=0.08×0.08/0.22=0.16
du/db=0.02-1/0.08×0.052b=0 ⇒ b=0.02×0.08/0.052=0.64
短期資金は1‐0.16‐0.64=0.2

問6(1) VaRの計算

計算:VaR=1,000(0.42×1‐0.0566×2.325√1)~▲89.6億円

(2)ショートフォールリスクの計算

解答できず

午前 第8問 (証券分析)

問1 シャープレシオの計算

バリュー指数:(6.3-1.3)/19.5~0.26
グロース指数:(3.6-1.3)/19.4~0.12
V-G戦略:(2.8-1.3)/9.0~0.17

問2 標準偏差の計算

市場リスク:0.189×0.99
非市場リスクσε:トータルリスク2=β2×市場リスク2+非市場リスク2より
0.1952=0.1872+σε2 ⇒ σε2=3.056×10‐3 ⇒ σε=5.5%

問3 ベータ中立(バリューロング1億円、グロースショートがいくらか)

計算:1億円×0.99‐x×1.10=0 ⇒ x=0.98

問4 V-G戦略が安定期にαを生み出すと考える理由

解答:αが有意(tが2以上)であり、正であるため

問5(1) バリュー、グロース指数がともにマイナスでありながらV-G戦略がプラスの理由

解答(1点減点):グロース、バリュー指数がともにリターンがマイナスの市場環境ではV-G戦略が優れたパフォーマンスとなる。特にグロースのリターンがバリューのリターンと相対的にマイナス幅が大きいと優れる。グロース、バリューの相関性は高く、V-G戦略ではグロースをショートしているため。
→ベータが中立であるため、市場動向の影響を受けない記載がないため減点と考えられる

(2)バリュー、グロース指数がともにプラスでありながらV-G戦略がマイナスの理由

解答(1点減点):グロースのリターンがバリューのリターンと比べて高かったため、グロースをショートしているV-G戦略はパフォーマンスが悪かった
→将来の成長が見込まれる場面ではバリュースタイルが相対的に劣る記載がなかったため減点と考えられる

午前 第9問 (経済)

問1(1)実効為替レートの説明

解答できず

(2)名目実効米ドルレートと実質実効米ドルレートの変動の要因とどのような変化が起こっているか

解答(2点減点):対米国とのインフレの差が要因である。
→説明不足、対貿易国とのインフレ率の高低の説明がなし

問2 (1)先物カバーなし金利平価式の記述

解答:円金利=将来の為替レートの期待値/現在の為替レート+米ドル金利

(2)現在の為替の決定要因

解答:内外金利差と将来の為替レートの期待値

(3)日本利下げ、米国利上げ時に円高ドル安へ変動する説明

解答:将来の為替レートの期待値の影響が内外金利差の拡大以上にあるために内外金利差だけを見ると円安ドル高に進行すると考えれる場合でも円高ドル安となる

問3 米国利上げ時の影響(対新興国、固定相場)
(1)新興国通貨の貨幣供給量

解答:貨幣供給量は低下する。米ドル金利に固定されており、米ドル金利が上昇するとLM曲線が左シフトするため(均衡点が上昇する)

(2)新興国の経済成長率

解答:GDPは低下する。(1)同様にLM曲線が左シフトするため、金利上昇、GDP低下となる

(3)新興国の金利

解答:(2)同様である

⇩インタビュー受けました

【合格体験記】#4 ぐんじえいたさん(20代後半)理工学部→金融機関勤務〜過去問を12年分徹底的にやり込む!!&TAC通信講座の有効活用法〜

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