こんにちは!ぐんじです。
何回かにわけて証券アナリストの合格までの体験記(勉強方法、TAC通信講座の説明、試験対策、試験当日の過ごし方等)を書いていきます。最短で合格したわけでなく、かつそれなりの勉強時間(累積10か月程度)をかけて合格したことから確実に合格ができるようなアドバイスができればと思います。
おすすめ書籍
今回は証券アナリスト2次試験に向けて勉強をしている際に使った書籍の中でおすすめできるものの紹介になります。
書籍 | 内容 | 対象者 | おすすめ |
TAC過去問集 | 3年分の過去問とTACの充実した解説が載っている証券アナリスト受験者マストな問題集 | 全ての受験者 | ★★★★★ |
TAC総まとめ テキスト |
証券アナリストの試験の要点がまとめられているテキスト。苦手分野を理解することや各分野の要点を理解しているか確認することに最適。 | 全ての受験者 | ★★★★ |
パーフェクト 証券アナリスト |
総まとめテキストよりも簡単な参考書 総まとめテキストにはない職業倫理についてもまとめられていることも◎ |
初受験の方、職業倫理が苦手な方 | ★★★ |
新・証券投資論 | 総まとめテキストよりも難しい教科書的なもの であり、幅広い範囲を網羅している。 証券分析で高得点を取りたい人におすすめ |
証券分析で高得点を狙いたい方、2次試験不合格者(A~B) | ★★★ |
らくらくミクロ(マクロ) 経済学入門 |
初学者が経済学のマクロ、ミクロを学ぶには最適な入門書。レベルは大学1年生の経済学の内容。総まとめテキストよりも簡単な内容 | 経済学初学者(経済学が苦手な方) | ★★★★ |
TAC過去問題集
3年分の過去問とTACの解説が載っている問題集になります。私は問題集2冊(6年分の過去問)を使っていました。受験するならば必ず購入するべきものです。(ただし、TACの通信講座を受講する方は12年分程度の過去問が載っている問題集が付いてきますので不要です)
使い方は前回の記事⇩に記載していますのでこちらを参考にしてください。
TAC総まとめテキスト
こちらは参考書のような位置づけで要点(Point)が網羅されている点が特徴なっています。苦手な分野の理解を助ける補助的な役割として使用していました。また、要点=理解、暗記をしておいた方がいい箇所になります。そのため、試験前にはテキストの要点を中心に確認をしていきました。
要点には近年出題されていないものの大切な事項もありますので、過去問題集のみでは網羅しきれない箇所の対策にもなります。
パーフェクト証券アナリスト
TAC総まとめテキストよりも①わかりやすく解説が書いてあること、②職業倫理についてもまとめられていることが特徴です。一方で本書は全464ページ(TACは科目別にそれぞれテキストあり)であり、その中に4科目まとめられているため、最も重要なものしか載っていないというデメリットもあります。
市販の書籍で職業倫理がまとめられているのは本書のみであり、さらに筆者は現在の職業行為基準の改定を担当していたためポイントがしっかりと捉えてまとめられています。そのため、職業倫理に苦手意識がある方には非常にお勧めできる書籍です。
新・証券投資論 理論篇/実務篇
これまで紹介してきた書籍は参考書的なレベルであるのに対して、新・証券投資論は証券分析の教科書的な立ち位置のものになります。
新・証券投資論では証券アナリストの試験ではでたことがない(TAC総まとめテキストにも記載がない)事項も載っているため、総まとめテキストよりも広範囲をカバーしている書籍になります。
おすすめの方は一度、証券アナリスト2次試験を受けたことがあり、その時の結果がA~Bの方になります。また、証券分析で高得点を狙っていきたい方にはお勧めしたいです。幅広い記載に加えて、初学者には少し難しい内容(書き方)もある点には注意が必要です。
らくらくミクロ経済学入門/らくらくマクロ経済学入門
経済学の初学者向け(大学で経済の講義を受講したことない方)の参考書になります。こちらは証券アナリスト1次受験者にもおすすめできます。(私は2次というより1次の時によくお世話になりました)
2次に必要な知識に対しては少し物足りないところもありますが、市場と経済の範囲は莫大であるのため、基礎的なことは2次試験でももう一度理解をしておく必要があります。
⇩インタビュー受けました
【合格体験記】#4 ぐんじえいたさん(20代後半)理工学部→金融機関勤務〜過去問を12年分徹底的にやり込む!!&TAC通信講座の有効活用法〜
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